2017年3月28日火曜日

イベントに参加してきました!

こんばんは!

先週末、島キッチンを飛び出して、
小豆島・土庄にある「おんばた会館」にて行われた
「shimatomo フェス」に島キッチン、出店させていただきました!


これは、私の高校時代の先輩から誘っていただきました!
子ども用のハンドメイドのグッズを作っている先輩。


お友達には、ハンドメイドのアクセサリーや小物などを作っている方がいて、
最近、香川に戻ってきたことで、地元小豆島でそうしたハンドメイドのものを、たくさんの方に見てほしい!イベントができないかということになったそうです。
そして、そのイベントに飲食店ブーズで、出店してもらえないかとのお誘いがあって、今回出店させていただくことになりました!

今まで、なかなかこういったイベントに参加できていなかった島キッチン。
今年はできるだけ外にも出て行こう!ということで、参加しました。

いつものお店での営業とは違うので、忘れ物はないかとか、いつもいるお母さん達がいないので、お米を炊くのも不安な私・・・
 9時開始に向けて、着々準備を進めていきます。


そして、いよいよフェスの開始!!!
         

開始と同時にお客さまが続々と来場!
                               
気づけば、会場は子どもとお母さん達でいっぱいに。

そして、11時からはフラのステージ♪
子どもも一緒に踊っていました。
フラのステージが終ると、ちょうど12時前。
それまで、ゆったりとしていた島キッチンのブースに行列が。。。

来てくださったお客さまから
「朝早くから、豊島から来たん?」
「去年の芸術祭の時、行かせてもらいました!」
「高校の時にはよく行ったけど、まだ島キッチンには行ってないのよ」と
いろいろとお声をかけてくださいました。
 中には、島キッチン新聞を見て、4月の島の誕生会に興味を示して
「ここは、港から遠いの?」と聞いてくださる方が。
お話を伺うと「私、4月生まれだから・・・」とのこと。
ぜひ、隣の小豆島からも、誕生会に来てほしいですね!

朝9時から始まったイベントも、昼1時を過ぎるとひと段落。
それまでいっぱいだった会場も少し落ち着きました。
しかし、持っていっていた焼き菓子は全部完売〜〜‼︎

こうしたイベントに参加すると、知らない方との出会いや、懐かしい再会など
やはり人と人の顔を合わせての付き合いができるので、良い刺激になります。

島キッチンは、来月も宇野で行われるイベントにも参加させていただきます。
今回の反省を踏まえて、来月も楽しみながら参加したいと思います。


2017年3月16日木曜日

春の新メニュー・:。・*

こんばんは。

3月に入り、日に日に春の陽気が漂ってきている豊島。
そんな天気のいい先週末に、5ヶ月振りに山ちゃんが里帰り♪

久しぶりにキッチンに山ちゃんの元気な声が響きます!
お母さん達も山ちゃんの里帰りに笑顔で迎えます。
営業も山ちゃんがいると安心感たっぷり。
無事に週末の営業を終えました。


今回の里帰り。
山ちゃんは、新たなメニューを持ってきてくれました!
土曜日の夜、営業終わりから日曜日の仕込みを行いつつ、新メニュー「ポシェ」と
いうフランス料理の調理法を使ったメニューの講習会を行いました!
ポシェとは・・・
日本でもとても馴染みのあるもので、「煮物」に非常に近い調理法です。

今回、魚のアラから取った魚のだし汁の中につけて、魚を蒸し煮にします。
出汁の中で煮ることで、出汁によって素材の味が引き立つと同時に、出汁にさらに切り身魚の旨みが溶け出していくという、なんとも旨みがたっぷりのお料理♪

そのメインの魚に、さらに豊島のじゃがいもを使ったマッシュポテトを添えます。
昌子さんが、営業終わりに講習会に参加してくれました。
山ちゃんから、しっかりと聞いてメモをとって、できあがりの写真もしっかり
自分のスマホに。

ソースは、魚のだし汁にマスタードを加えて使ったソース。
今までの煮付けとはまた違って、マスタードソースがマッシュポテトとの相性がよく
ふっくらした魚の身にも良くからんで、美味しさ倍増♪
春の野菜との彩りもバッチリ!
お客さんの反応もよく、返ってくるお皿がみんなキレイ!
残さず食べてくれていて、私たちも嬉しいです ♪

さて、今週末から営業も土・日・月曜日となります。
春めいてきた豊島には、さらにたくさんのお客様が来られそうですね!

いよいよ春の営業スタートです!




2017年3月11日土曜日

今年の味噌作り〜その③〜

こんばんは。

島キッチンの味噌作り最終日!
朝7時半過ぎに行くと、すでに名人の道子さんが、発酵機から米麹を出していました!

この米麹と似た大豆、そして塩を混ぜていきます!
まずは、米麹を4つの入れものに等分に分け、固りをほぐしていきます。
それに、さらに煮た大豆も等分に分け、

よく混ぜていきます。
 そして、米麹と大豆の総量の10%の塩を計って、これも 等分に分けながら混ぜて
いきます。
           
混ぜたものを、ミンチ機でつぶしていきます。
昔は、ミンチ機がなかったので、米麹・大豆がつぶれずに味噌汁にも粒がそのまま残って
いたそうです。
ミンチにかけたものを、味噌樽に隙間なく、空気を抜きながら詰めていきます。

これを3ヶ月常温で保存します。
梅雨が明けて、 夏前にはみなさんにご提供できそうです。
ぜひぜひ、お楽しみに♪

それでは、今日はこのへんで。



2017年3月10日金曜日

今年の味噌作り〜その②〜

島キッチンの味噌作り。
2日目。
朝から、道子さんにお願いして、おくどさんで大豆を煮てもらうことに。
今では、便利な圧力鍋というのもがあるから、30分で大豆も煮えるのですが、
道子さんはいつも、このおくどさんと使って大豆を煮ているそうです。
大量の大豆もこのおくどさんがあれば、2時間ほどで煮えるそうです。
火をおこすのも大変ですが、私はこういうの昔ながらが大好きです。
七輪やかまど。どれも昔の家には当たり前にあったものは、今では本当に見ることが少なくなりました。

いろんな話を聞きながら、ことことじっくりかき混ぜながらすること2時間。
大豆が、色も鮮やかにぷっくらと煮えています。
 手で潰して潰れるくらいになれば完了です。
この、ぷっくらと煮えた大豆と、米麹と塩を混ぜて最終仕込みに入ります!
その様子は、明日、光子さんと道子さん、2大味噌作り名人と一緒に行いますので
またご報告しますね。

それでは、今日はこのへんで。

今年の 味噌作り〜その①〜

こんばんは。
島キッチンの藤崎です。

昨年の今頃は、芸術祭前でバタバタしていた3月。
毎年仕込んでいた味噌の仕込みも、お母さんに任せてしまって作れなかった
手作りの味噌。
2年ぶりの味噌の仕込みに入りました♪

味噌の仕込み初日。
この日の仕込みには、味噌を作り始めてから30年という、光子さんが一緒になりました。
そこには、光子さんのお友達で、一緒に作り始めてから30年近いという、家浦のしみずさんが自転車で来られていました。
光子さん達は、すでに麹の仕込みができているので、煮た大豆と塩と麹を混ぜて潰し、容器に詰めていく作業でした。

 島キッチンの仕込みは、前日に洗って水に浸しておいたお米を蒸すところから。
蒸し器の鍋にたっぷりのお湯を張り、2段に分けてお米を蒸します。
最初に吹き上げてから25分後、上と下のお米を入れ替えます。これは、蒸し加減を均等に
するため。入れ替えてからさらに25分間。全部で50分ほど蒸します。
蒸す間は、お2人のお手伝い。
作業している間、いろんなお話で盛り上がりました。
この唐櫃集落で味噌作りを始めたのは33年前。
集落のお母さん達が、軒並み味噌作りをしていたそうです。毎日毎日誰かがここにきて
それぞれの味噌を作っていたそうです。
なんとその軒数は30軒を超えていたとのこと!!

当時、働いていた光子さん。
「味噌作りしたいので、お休みください。」と職場に言ったことがきっかけで、
いっしょに働いていたしみずさんが
「え!味噌作り!?私もやりたい!」ということで、一緒に作るようになったそうです。
お互いの息子さんが同級生だったこともあって、昔の話もいっぱいでてきて、大笑いしながらの作業♪(笑)
その息子さん達、どちらもお母さんが手作りする味噌が大好きらしく、しみずさんの息子さんは、何がなくても味噌だけは毎年2回は入れ物だけ持ってくるそうです。
やはり、手作りの味、おふくろの味に敵うものはないんでしょうね。
さてさて、そうこう話をしているうちに蒸し上がったお米。
それを台の上に広げて、人肌くらいまでの温度に冷まします。ここで冷ましておかないと麹菌が死滅してしまうのです。
この蒸し上がったお米を触るのは、熱いんですがとってもいい匂いで幸せです☆
お腹が減ってきます(笑)

そこに、麹菌を混ぜていくのですが、少し別の容器に蒸し米をとって、その中で少しつけてから、全体に混ぜていきます。
 お米に擦り付けていくように、しっかりと混ぜていきます。    
       
揉み込んだお米を、味噌麹発酵機に入れて、米麹を作ります。
この発酵には、1日半ほどかかります。
これで、麹の仕込みは終わり。

で、忘れてはいけないのが、麹に合わせる大豆の準備♪
大豆を水に浸しておいて、翌日に煮ていくのですが、これも、またまた味噌作りの名人
道子さんにお願いして、くどで煮てもらうことにしました!

続きは、今年の味噌作りその②で。